国会=国民軽視の現政権からの政権交代を
第166回通常国会の会期は12日間延長され、併せて参院選挙の日程も1週間先延ばしとなりました(公示日:7月5日⇒12日、投票日:7月22日⇒29日)。この背景について簡単にご説明いたします。
昨年の臨時国会から「美しい国・日本」を掲げてスタートした安倍政権。結果的には決して「美しくない」事を繰り返してきました。厚労大臣による「産む機械」発言、農水省所管の緑資源機構等を舞台とした数多くの官製談合事件の発覚、或いは未だに解決していない「消えた年金記録問題」に対する釈然としない対応。また、特に今国会においては数多くの「強行採決」が目立ちました(下表参照)。常識的には法案等の審議を行って与野党間で合意し採決を行います。これに対し「強行採決」とは委員会審議途中に与党が質疑打ち切りの動議を提案、或いは委員長の職権で質疑終局の宣告をして一方的に採決をすることです。安倍内閣は国会での審議時間が不十分であることを知りながら、敢えて各法案の問題点が審議過程で明らかにされる前に重要法案を次々と可決・成立させました。これは、内閣による国会への介入であり、三権分立の原則を侵すものと言えますが、それでも敢えて法案成立の実績を参院選挙に向けてアピールをしたいという思いがあったと思われます。このような国会=国民を軽視した安倍政権のやり方は議会制民主主義を否定するもので決して看過できるものではありません。
会期延長により参院選挙の投票日は7月29日と夏休み真っ只中に行なわれることになりましたが、7月13日から期日前投票を各市町村役場において行うことができます。
引き続き民主党へのご支援を賜りますようお願い申し上げます。
第166回国会で強行採決された法律一覧
|
委員会 |
法律 |
委員会採決日 |
衆
院 |
1 |
総務 |
地方税法改正(補正) |
2月2日 |
| 2 |
地方税法改正 |
3月2日 |
| 地方交付税法等改正 |
| 3 |
法務 |
少年法改正 |
4月18日 |
| 4 |
更生保護法 |
4月27日 |
| 5 |
安保 |
駐留軍等再編実施特別措置法 |
4月12日 |
| 6 |
財金 |
特別会計法 |
3月2日 |
| 平成19年度財政運営公債特例法 |
| 所得税法改正 |
| 7 |
電子記録債権法 |
6月15日 |
| 8 |
厚労 |
日本年金機構法 |
5月25日 |
| 国民年金運営改善国民年金法等改正 |
| 9 |
厚生年金国民年金時効特例法 |
5月30日 |
| 10 |
予算 |
平成18年度補正予算 |
2月2日 |
| 11 |
平成19年度予算 |
3月2日 |
| 12 |
倫選特 |
政治資金規正法改正 |
6月13日 |
| 13 |
憲法特 |
日本国憲法改正手続法 |
4月12日 |
| |
参
院 |
1 |
内閣 |
国家公務員法等改正 |
※ |
| 2 |
厚労 |
厚生年金国民年金時効特例法 |
6月28日 |
| 日本年金機構法 |
| 国民年金運営改善国民年金法等改正 |
|