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第154通常国会開会
経済・金融政策と改革の中身を糾す
1月21日から6月19日までの会期150日間の通常国会が開会しました。依然として高い支持を維持している小泉政権ですが、課題は山積しています。
<経済再生とセーフティネットが必要>
日本経済は、物価下落と景気後退が悪循環を繰り返すデフレスパイラルの危機に直面 し、厳しい状況が続いていますが、戦略次第で新たな成長軌道も見えてきます。小手先の「景気対策」と称する財政出動で景気が回復しないことは、過去10年を見れば明らかです。
今、重要なことは、経済・財政・社会の根本的な体質改善や規制改革を行い、金融システムを正常に機能させるため不良債権処理を進め、経済を活性化させることだと思います。また、それが景気回復、日本経済を強くする早道だと思います。同時に、厳しい経済環境下では雇用・失業対策、社会保障面
で万全なセーフティネットを手当てしておくことが絶対条件です。
<国民にとって本当にプラスになる改革を>
小泉改革は、昨年末の道路公団や医療制度などの改革でも明らかになったように各論に入るにつれ、改革の骨抜きを狙う自民党議員たちと巧妙に妥協し始めています。例えば、道路公団は、民営化するとされましたが、本来の狙いである建設計画の見直しは、今後の課題として先送りされました。また、医療制度でも患者の負担増、保険料の引き上げ、診療報酬の引き下げによる一時的な財政対策に主眼が置かれ、医療の効率化と質の向上を図り医者と患者が信頼し合える体制をどうつくるかという視点が欠落しています。診療報酬の引き下げは、仕組みを変えずに単価を下げるだけなので、かえって乱診乱療を助長させかねません。
改革の形にとらわれるのではなく、国民にとって本当にプラスになる改革を強く求めてまいります。
<結束して政権交代を目指す>
国会序盤は、14年度予算案、経済・金融問題への対応と「改革」の具体策を糾すとともに、昨年来の狂牛病対策の不手際や国会議員の私設秘書の問題などで政府・与党の姿勢を厳しく追及していきます。
改革とは政治的な既得権をいかになくしていくかということです。既得権益構造で政権を維持してきた自民党では本当の改革はできないのです。私は、必ず民主党の出番がくると思います。そのために民主党は一丸となって、政権交代を実現すべく全力で取り組んでまいります。
(2月中旬記)
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